パニックになりにくい子の特徴

パニックになる子

子供を育てていると、パニックになっている子に対応する瞬間がたくさんあります。

  • 喧嘩をした
  • 嫌なことを言われた
  • 自分の主張が通らない

成長中の子供たちにとって、時には爆発してしまうことは、誰にでも起こりうることです。(これは大人でも同様ですね笑)

パニックになりにくい子

逆にパニックにならない子、気持ちが安定している子にはどんな特徴があるのでしょう?

色々な要素がありますが、

「嫌な体験をした時に何を言えば良いか理解している子」

はパニックになりにくいと言われています。

これは嫌な体験をした時に、その気持ちを切り替える方法がわからないと、ストレスが行動(=パニック)として噴出してしまうからだと言われています。

  • テニスで負けたら、コートの淵に立って相手に一礼して握手をして去る
  • ラグビーで負けても、ノーサイドにしてお互いをたたえる
  • 相撲で負けたら、一礼して土俵から去る

負けた後に、次に行う行動がわかっているからパニックという行動をしないで済むわけです。(逆に、負けた後の行動があまり決まっていないスポーツなどでは乱闘が起こるイメージがありますが・・・)

子どもと遊ぶときに

では、子供が遊ぶ時はどうなのか?例えば 、オセロに負けた時「なんでだよ!!」と叫んでたびたびパニックになる子がいました。(勝敗に拘ってしまう子はたくさんいますよね)

このような子に、負けて悔しい時には、どう言えばいいのかを教えていきます。

「 なんでだよ!! 」(パニック)

となる子には、

「負けたら『悔しい』よね〜」
「もう『どんだけ〜!(IKKOさん風)』って感じだよね笑」

負けた時の言葉を教えていきます。

すると、

「もう悔しいからもう1回しよ!」
「どんだけ〜!!(+指を振る)」

と、負けた時に大人の言葉を使って徐々に気持ちを表現してくれるようになります。(なお言葉は子供が言いやすい言葉からチョイスをすると、どうしても変な言葉が間に挟まってしまいます笑)

最後に

言葉を教えることは、子供の成長の中でとても重要です。また、嫌なことがあっても、自分なりに気持ちを抑えるライフハックとしても有効になると思います(^ ^)

このような言葉の支援は、実は感情コントロールの力を高めることができます。他にも様々な言語支援の方法があるので、今後とも紹介してい来ますので、よろしくお願いします!

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