「ゲームをなかなかやめられない」

そういった場面でお困りになることはありませんか?
最近は、ゲーム以外にもYouTube、VR、スマホアプリなど子どもにとって魅力のあるものが簡単に手に取れる時代となってきています。そういった誘惑とは適度に付き合ってもらいたいですよね。
そこで、今回は「ゲームをやめられない子」への具体的なやりとりのコツとして、応用行動分析という方法をご紹介します。(子どもの好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らす方法)
3つに分類

はじめに、子どもの好ましい行動(社会的に受け入れられる)を増やしていきたいと考えるときには、子どもの行動を3つに分類し、整理してみることが大切です。
①好ましい行動
・肯定的な注目を与える。(褒める)
②好ましくない行動
・無視=注目を取り去る、好ましい行動を待って褒める。
③危険な行動・許しがたい(すぐに止めさせたい)行動
・制限を設ける、警告と罰(ペナルティ)
具体的な実践例

子どもの行動を分類していく際のファーストステップとして今回は「①好ましい行動」について考えていきたいと思います。まず、押さえるべきポイントは子どもが好ましい行動をとった時には「褒める」ということです。
例:子どもがゲームをしている
1.終わりの時間が近づいてきた時
親:「後、○分で終わりだね。」と伝える。
2.終わりの時間になった時
親:ここで終わろうとすることができれば「褒める」。
(※少しでも終わろうと動きはじめたら、褒める)
3.終わることができたら
親:分かりやすく子どもの喜ぶ形で褒める。
褒め方のポイント

「①好ましい行動」を伝える際には以下のポイントを押さえて関わると有効と言われています。
- タイミングを計る(25%ルール)
・子どもが行動に移ろうとしたら、100%できたときではなく、できる前の動き出した25%の段階で褒めます。そうすることで、子どもが行動に、より取り組みやすくなります。 - 視線、身体を使う
・子どもの方をしっかり見て、(アイコンタクト)身体を使って、(ボディランゲージ、ボディタッチ)分かりやすくほめます。(子どもの受け取り方の特性に合わせて、その子が喜ぶ形で伝えます。) - 表情、声を工夫する
・子どもが喜ぶ笑顔や少し高めの声のトーンで分かりやすくほめます。(子どもの受け取り方の特性に合わせて、その子が喜ぶ形で伝えます。Calm=穏やかに Close=子どもに近づいてQuiet=静かな声で) - 具体的な言葉を使う
・「本当に頑張ったね」「目標達成できたね」「よくやったね」「ママはすごく嬉しいわ」など具体的な言葉で褒めます。 - 行動を褒める
・「えらいね」→「○○ができたね」「○○したんだね」とお子さんがした行動を褒めます。 - 効果的に褒める
・子どもの性格や感覚の特性、年齢に合わせた褒め方をします。
具体的な褒め方例

褒め方には多くのレパートリーを持っておくことが大切です。
以下にその例を紹介します。
- 拍手
- 頭をなでる
- 高い高い
- ハイタッチ
- 賞賛の言葉
- 笑顔
- ハイタッチ
- ハグ
- ボディランゲージ(指でピース、OKなど)
- ご褒美(好きなことができる時間を作る、外出、スタンプ、お小遣いなど)
まとめ
褒めることは、子どもの好ましい行動を増やすことに効果的な取り組みです。
具体的にすべきことを伝え、出来たときに褒めることで、お子さんの好ましい行動が増え、褒められた行動を頻繁にするようになります。褒め方を学び、ぜひ活用してみてくださいね。