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支援情報

発達支援に関わる具体的な方法の紹介記事ページです。

自己肯定感を高める ~子どもの非行化を防ぐための手立て(支援者編)~

子どもが非行に走ってしまう理由には、非常に多くのバックグラウンドが存在します。成育歴、家庭環境、社会性、人間関係など、多くの事象が絡み合って子どもたちの人格を形成していきます。今回は、私が支援者として大切にしていることや、支援の中で出会った事例の一部を紹介します。支援者としてだけでなく、保護者としてもつながる部分も多くあるかと思います。 ●ほめることを大切にする 小学校の通常級担任として規律ある学 […]

子どもの非行化を防ぐための手立て(保護者編)

1月・2月と、こども発達支援研究会理事の石黒先生と、講師であり元法務教官(少年院の先生)の安部先生とお話をさせていただく機会がありました。「子どもの非行化を防ぐための手立て」というテーマで対談させていただく中で、出てきた話の一部を、私の考えを交えながらお伝えしていきます。 ●子供の名前の由来はしっかり伝えていきましょう 子供の名前には、親の思いが込められているものです。子供は、大きくなるにつれて自 […]

通常級か特別支援学級か?

発達特性を持つお子様の就学前の進路を考える際、多くの方が通常級か特別支援学級かの選択を悩むことと思います。ここでは主として公立小学校・中学校で過ごす場合の選択肢、選択する際に考えるポイントをご紹介します。 ①進路を考える時期は? 1)小学校入学の前年度に行われる市町村による就学相談時就学相談は、文部科学省の指針に基づき市町村の教育委員会が行います。通常、年長時の5-6月頃に行われる身体検査および言 […]

余暇スキルを育てる

余暇とは? 「余暇」とは、仕事と仕事の間や休み時間、休日などの自由な時間のことで、「元気回復の時間」ともいわれます。余暇スキルとは、余暇を充実させて気分をリフレッシュさせる力です。 私の場合は、社会人になってすぐはリフレッシュが本当に下手で、休みの日も仕事のことが気になって常に不安な気持ちをもっていました。なかなか気が休まりませんでした。 今のリフレッシュ方法は、運動をする、子供と遊ぶ、カフェで読 […]

知能検査の目的と種類

知能検査は何のために受けるの? 様々な支援を受けるための手続きを進めていく上で、知能検査結果の提出が必要な場合があるかと思います。あるいは、学校の先生から検査を勧められたことがある方もいるかもしれません。今はWISC(ウィスク)や田中ビネーが主流でしょうか。 保護者に検査を勧めたり、手続きに結果が必要なことをお伝えしたりした際、「うちの子は発達障害なのですか?」と聞かれたことがあります。結論から言 […]

なぜDCD(発達性協調運動症)を抱える子は、運動が苦手になるのか?〜視覚依存性の課題〜

なぜ不器用になるのか? DCD(発達性協調運動症)を抱える子は、不器用な様子が見られるのが特徴です。この背景には様々な要因があると言われていますが、以前から 「視覚情報に頼り過ぎているのではないか?」 という説がありました。 通常、人間は状況に合わせて感覚器官を使い分けて活動します。 ◯走る→固有感覚・平衡感覚 ◯ボールをキャッチする→視覚(ボールをみる)+固有感覚(ボールが飛んでくる位置に腕を動 […]

ゲームをやめられない子の対応②( スルーする、スルー=注目を取り去る、好ましい行動を待って褒める。)

3つの分類 はじめに、前回と同様に子どもの行動を3つに分類し、整理していきましょう。 ①好ましい行動・肯定的な注目を与える。(褒める) ②好ましくない行動・スルー=注目を取り去る、好ましい行動を待って褒める。 ③危険な行動・許しがたい(すぐに止めさせたい)行動・制限を設ける、警告と罰(ペナルティ) そのうえで、②に該当する行動が今回のターゲットとなります。 具体的な実践例 それでは、子どもの行動を […]

ゲームをやめられない子の対応(① 肯定的な注目を与える、ほめる)

「ゲームをなかなかやめられない」 そういった場面でお困りになることはありませんか? 最近は、ゲーム以外にもYouTube、VR、スマホアプリなど子どもにとって魅力のあるものが簡単に手に取れる時代となってきています。そういった誘惑とは適度に付き合ってもらいたいですよね。 そこで、今回は「ゲームをやめられない子」への具体的なやりとりのコツとして、応用行動分析という方法をご紹介します。(子どもの好ましい […]

不器用さのある子への文具支援

「どんな支援グッズがありますか?」 公立小学校の先生と話している中で 「どんな支援の道具があるのかいろいろ知りたいので紹介してほしい」 というリクエストをいただきました。 今回は、いろいろな支援グッズの中から、不器用さのある方、あるいは、初めて文房具を使う小さなお子さんにも使えるアイテムをご紹介します。 ※今回ご紹介するものは、筆者が実際に支援で使ったことのあるものですが、同じ用途の文具がいろいろ […]

こだわり行動に寄り添う

こだわり行動は、 ▶「おもちゃに夢中で遊んでいる」▶「ずっと図鑑を読んでいて声を掛けても動かない」▶「タイヤが回るのをひたすら見続けている」などなど、こだわり行動には様々な行動やレベルがあります。 ただ単に夢中になっているだけならそれほど気にはしないかもしれませんが、集団行動になじめないと気になる方も増えてくると思います。 周りから見たら、こだわり行動は一 […]

時間を守るのが苦手な子への対応

「うちの子、時間が守れなくて困っています。」 そんな質問をいただくことが度々あります。 「早くしなさい!」 「〇時に出発って言ったよね!」 「もうおいていくからね!」 言いたくないけど、ついつい言ってしまいますよね。 お子さんが時間を守れない原因は一体何でしょう? 4つのパターンを考えてみましょう。 1.「時計が読めない。」 時計の学習は小学校低学年で行います。 単純に時計が読めないだけでしたら、 […]

過集中でトイレにいかない子への対応

過集中の困り事 発達障害を抱える人は、1つのことに極端に集中してしまう「過集中」と呼ばれる状態に入ることがあります。過集中は強みとして扱われることが多いですが、当事者には困り事もあります。 その中の1つが「生理現象が止まりやすい」というものです。 トイレを忘れてしまう ▶︎ 読書▶︎ 工作▶︎ 仕事▶︎ ゲーム 様々な場面で過集中状態になるこ […]

発達障害を抱える子は偏食が多い? 〜偏食の原因と10の対応〜

発達障害を抱える子には偏食が多い? 好き嫌いをしている子どもを見ると、「好き嫌いをしてはいけません」「作った人の気持ちを考えましょう」と言いたくなる大人は多いです。 多くの人は、好き嫌いはありながらも大人になるまでに改善して、大概は食べられるようになります。 しかし、発達障害を抱える子の中には、この好き嫌いが激しく、偏食状態になっている子が多いことが近年知られてきました。 実際、発達障害を抱える子 […]

切り替えが苦手な子への4つの支援 〜時間の感覚をどう教える?〜

切り替えが苦手な子 「子どもの好きなことをたくさんやらせてあげよう!」という言葉を聞きますが、そうは言っても周囲の状況によっては、切り替えてもらわないと困ることがたくさんあります。 しかし、発達障害等の困難のある子には「切り替え」が苦手な子も多く、保護者や先生が困ってしまうことは多いです。 一体どうやって切り替えるスキルを教えていけばいいのでしょうか? 切り替えスキルをどう教えるか? 一般的に切り […]

発達障害とワーキングメモリの関係性② 〜発達障害と記憶の力の傾向は?〜

発達障害と記憶の関係 前回のブログでは、「学習障害と記憶の認知特性の傾向」について紹介しました。 https://kohaken.net/blog/dd_wm/ 前回は学習障害に限定した内容でしたが、今回はそのほかの発達障害、 ▶︎ ASD(自閉症スペクトラム)▶︎ ADHD(注意欠如多動症)▶︎ DCD(発達性協調運動症) の3つを取り上げて、記憶の認知 […]

発達障害の二次障害とは?〜原因・症状・行動〜【予防と対応のステップ】

発達障害の当事者の方の中には、二次障害も合わせ持つケースがあります。二次障害によって、元々の発達障害の症状が見えにくくなってしまったり、より困り感が大きくなってしまうこともあります。 この記事では、 発達障害の二次障害とは何か? なぜ二次障害が起きるのか? 二次障害を予防するための方法は? 二次障害が起きてしまった時の対応は? などを説明していきます。 発達障害とは 発達障害とは、ADHD(注意欠 […]

認知機能を改善させる運動とは? 〜過去30年間の知見を分析から〜

認知機能を改善させる運動? 前回記事で、運動が認知機能に与える影響を研究した国際共同研究を紹介しました。 <http://kohaken.net/blog/20200728cognitive/> 上の記事でも紹介した、筑波大学 紙上敬太准教授は、バーゼル大学(スイス) Sebastian Ludyga博士らの研究グループとともに、「どのような種類の運動が認知機能を改善させるのか?」という研究を発表 […]

LD(学習障害)を抱える子への読み書き指導全体図

読み書き指導 勉強ができなくて悩んでいる子はたくさんいます。 ・計算が遅い・文章問題が解けない・漢字が覚えられない このように学習に困っている子への支援方法は日夜、研究・開発をされています。 今回、我々研究会でも、読み書き指導の研修会を行うことになりましたので、指導方法をまとめてみました。 全体図 こちらの全体図は、主に読み書き障害(ディスレクシア)、書字障害(ディスグラフィア)の子へ支援をする際 […]

暴力暴言を改善するにはどうすれば良い? 〜衝動性×注意機能アプローチ〜

暴言暴力の多い子 先生が子どもの指導をしている時に、最も困ってしまう行動は暴言暴力の多い子です。 子どもにも色々な背景がありますが、暴言暴力は生きていく上で、社会的にアウトな行動ですので、何としてもやめさせなければいけません。 しかし、子ども自身もパニックの状態であったり、様々な過去の経験から起きていることも多いので、改善は難しく、苦手な先生も多いです。 その結果、威圧的な指導や恐怖的な対応に頼ら […]

才能は遺伝か、環境か? 〜遺伝と環境の相互作用の3パターンから考える〜

才能はどうやって決まる? 人の才能はどのように決まるのでしょうか? 親の遺伝?育ってきた環境?色々な意見がありますが、現在では「遺伝と環境の相互作用」という説が主流となっています。 そして、アメリカの発達心理学者の「アーサー・ジェンセン」は、「遺伝的な可能性が花開くのにどれくらい環境が左右するかは、特性ごとに違う」という説を提唱しています。 例えば、身長など遺伝的な要素が大きい特性もあれば、知識・ […]